木の暖かみと鉄の強さを併せ持つ【SE構法】

SE構法

SE構法は「準ラーメン構造」とも言われ、梁と柱を専用金物で緊結一体化させることで、強度を高めた設計手法です。従来の木造建築のように多くの柱や壁で上部を支える必要がなくなるため、木造建築の良さを残しながら、大きく開放的な間取りや採光が可能になります。

耐震構法SE構法のメリット
SE工法のメリット1
SE工法のメリット2
SE工法のメリット3

SE構法だから実現できる木の家のダイナミックな空間

大空間大空間

SE構法は、構造的に必要な柱や壁が少なくても耐震性の高い空間が実現できることが大きな特徴です。
よって「30畳を超えるLDK」や「その階全てが仕切りのないワンルーム空間」のような「開放的な大空間」が実現可能となります。

大開口大開口

「大きな窓をつける」ということは、一般の在来木造では耐震上弱くなっていく設計でもあります。
耐震性の高い「SE構法」のラーメン構造であれば、南面に壁いっぱいの窓をつけたり、天井まで届くような高窓や建物のコーナー部分に窓をつけたり、視覚的にも心地よいくらしが実現可能となります。

吹き抜け吹き抜け

SE構法では、大きな吹き抜けを作ることでマイナスとなる構造を考慮して全体の部材や金物を構造設計していきます。
つまり、大きな吹き抜けがあっても耐震性が劣らないような構造計算をすることで、安心して吹き抜けの家に住むことができるというわけです。

ビルトインガレージビルトインガレージ

近年、愛車を家の中に入れ込みたいという方や、1階部分をガレージにして2,3階部分を居住スペースにするというケースが増えています。
SE構法では、ラーメン構造の強みを発揮して、出入り口はもちろん、ガレージの中にも柱や壁をなくすことも可能となり、ガレージ内で愛車の整備や洗車も楽しむことができます。

狭小住宅狭小住宅

狭小住宅の重要なテーマとして「狭さを感じない広がり感」や「室内への採光」があります。
SE構法の強みを上手に生かすことで、壁や柱が少ない広がりのある開放的なリビングや、吹き抜けや高窓から視線を遮らないように有効な採光を設計することが実現可能となります。

スキップフロアスキップフロア

「スキップフロア」は、床の高さが異なることで地震時の力の伝わり方がとても複雑になります。「SE構法」が行う構造計算では、その複雑な地震力の伝わり方をシミュレーションをしながらしっかりと検証した上で部材や金物を決めていきます。
よって、スキップフロアでも安心の家が実現可能となります。

SE構法の高強度なわけとは?

木材や接合する金物が高い強度を持つことは大きな要素ですが、SE構法が地震に強いと言える最大の理由はこの「構造計算」というシステムにあります。
木造住宅ではあまり聞きれない「構造計算」ですが、ビルやマンションなどの鉄骨造や鉄筋コンクリート造の世界では常識的に行われている手法です。
意匠設計士がデザインした設計計画に対して、大きな地震や台風がきても建物が壊れないように、専門の構造設計士が様々な角度から数値的に計算をして、その部材や太さなどを決めていきます。

意外に知られていないことですが、この「構造計算」は一般の木造住宅では法律で義務化されていません。そのかわり使われているものは略式化された壁量計算というもので、精緻なものではありません。
大規模木造建築のノウハウの集積から始まった「SE構法」は、木造住宅といえどもその考えを良しとせずに、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と同様に、数値に裏付けられた「構造計算」を行っています。もちろん、「耐震等級」についても最高等級を取得可能です。
これも科学的に耐震性の高さを裏付ける大きな要素となります。

施工事例

事務所概要

設計事務所概要

設計事務所概要

株式会社ミヤタプランニングオフィス一級建築士事務所
〒840-0804 佐賀県佐賀市神野東1丁目1-8
TEL:0952-20-1518
FAX:0952-20-1517
■佐賀県木造住宅耐震診断登録建築士事務所
■日本木造住宅耐震補強事業者協同組合会員
■一般社団法人木造住宅耐震普及協会佐賀支部
■SE構法登録施工店
■一般社団法人JBN会員

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